今日も秋の空が明るく澄み渡り、コスモスの花を揺らすそよ風が、私の頬を心地よく撫でてくれた。
空はいつも太陽や雲を使って、まるで美しい絵画のような景色を私に見せてくれる。毎瞬ごとに雲は流れ、空の表情は変化し続け、同じ景色を二度と見ることは出来ない。
私の好きな空に夕方の空がある。1日中、眩しく地上を照らしてくれた太陽が沈みかける頃、空は息を飲むほど美しい色に染まる。沈んでいく太陽が放つ黄金色やオレンジ色の光は、雲たちを包み込み、空一面が一枚の美しい絵画となる。夕焼けは本当に素晴らしい景色だ。
そして、月や星たちが現れる夜。昼間とは全く違う神秘の時間が始まる。月は穏やかで優しい光を放ちながら、暗い地上を静かに明るく照らしてくれる。夜は月と星空で描く、静寂で魅力的な絵画に出会える。
明日はまた、どんな美しい空を見せてくれるのか楽しみだ。
そして世界中の人が同じ太陽や月を見ていると思うと、果てしなく続く空を通して、私は日本にいながら世界との繋がりを感じることが出来る。